2025年12月の勉強会
世田谷つばめ塾では、今月もそれぞれが自分の課題と向き合いながら、確実に前進する姿が見られました。
今日は、「間違いとの向き合い方」についてお話しします。
― 成績が「一気に伸びる瞬間」は、失敗の中にあります ―
成績は、少しずつ上がるものだと思われがちですが、
実際には ある時を境に、偏差値が10以上一気に伸びる瞬間 が訪れることがあります。
私自身、その経験を英語や物理でしました。
今回はその中でも、英語の成績が大きく変わったときの話をしたいと思います。
■ 模試で突きつけられた現実
ある模試で、英語の長文問題が まったく理解できない ことがありました。
1回読んでも内容が入ってこない。
2回読んでも依然として状況がつかめない。
それでも読み続けてしまい、時間だけが過ぎ、
気づいたときには問題を解く時間がほとんど残っていませんでした。
結果、その長文は 0点。
それなりに英語の勉強をしてきて、今回は成績が上がるかもと期待して臨んだテストであっただけに、結構ショックな出来事でした。
正直に言うと、私は模試の復習が大嫌いでした。
現実と向き合うのがつらく、答え合わせをしないことも多かったと思います。
ですが、さすがにこのときは、復習せずにはいられませんでした。
■ 復習で起きた「理解の転換」
改めて落ち着いた環境で、同じ長文を解き直してみました。
すると、不思議なことに
長文の内容が理解できるようになっていた のです。
問題も解け、結果は満点。
このとき、私は初めて気づきました。
「英語は、一語一語すべてを正確に訳せなくてもいい」
「なんとなくでも、書かれている状況や言いたいことがつかめれば十分なんだ」
英語の“勉強の仕方”ではなく、
英語の“点数の取り方”を、頭ではなく経験で理解した瞬間でした。
■ 気づきは、教えられても得られない
この気づきは、人それぞれ違います。
そして残念ながら、教えられてすぐに分かるものではありません。
失敗し、向き合い、考え直したときに、
はじめて自分の中に落ちてきます。
だからこそ、私は生徒に
テスト後の復習を何より大切にしてほしい と伝えています。
■ テストで解けなかった理由は、後から見えてくる
テスト中は、
- 焦り
- 時間制限
- 緊張
が重なり、見えなかったことが多くあります。
しかし、違う環境で解き直すことで、
- なぜ解けなかったのか
- どこで考え違いをしたのか
- どう考えれば解けたのか
に気づけることがあります。
それがきっかけとなり、
その単元が一気に理解できたり、問題の解き方が見えるようになることもあります。
■ 復習はつらい。でも、未来を変える
テストの復習は、現実を突きつけられます。
正直、私自身も今でも好きではありません。
同じように感じている生徒は、きっと多いと思います。
それでも、
成績が大きく伸びるきっかけは、復習の中にある。
そのことを、世田谷つばめ塾では、
これからも丁寧に、繰り返し伝えていきたいと考えています。
失敗は終わりではありません。
正しく向き合えば、成績を一段引き上げる「入口」になります。
一緒に、その瞬間を迎えましょう。
