2026年1月の勉強会

世田谷つばめ塾では、高校受験の合格の知らせが届き始めると同時に、次の受験に向けて歩み出す生徒も増えてきました。
今回は、「受験におけるスケジュールの組み方」がテーマです。

高校・大学の推薦入試や中学受験では、合格の知らせが少しずつ届き始める時期となりました。
同時に、次の受験に向けて動き出す新たな受験生も生まれ、入塾も始まっていると思います。

今回は、受験勉強のスケジュール、特に計画作成の重要性が高い大学受験についてお伝えします。

中学受験・高校受験・大学受験はいずれも、多くの生徒にとって人生で一度きりの経験です。本来であれば、一度経験したうえで反省や改善を踏まえたスケジュールを立てられれば理想ですが、受験ではそれができません。そのため、どうしても想像をもとにスケジュールを組むことになります。

例えば、受験までに2年間あると仮定します。
2年間は、週に換算すると約104週間です。

大学入学共通テストでは6教科8科目が課され、英語・国語は配点が2倍のため、学習時間も他科目の約2倍必要とします。これを踏まえて単純化すると、104週間を「10科目分」と考え、1科目あたりに充てられる期間は約10週間(英語・国語は約20週間)となります。

さらに、参考書を使った学習では、1周しただけでは定着せず、最低でも3周は必要です。
すると、1周に使える時間は約3週間。

たとえば、数学のチャート式のように分量が多い参考書は約600ページあります。
これを3週間で1周しようとすると、1日あたり約30ページを進める計算になります。

この勉強量は、まだ受験への危機感がそれほど高くない高校2年生の段階から取り組むことを想定したスケジュールです。部活動や定期試験対策に多くの時間を取られる中では、正直かなり厳しい計画だと言えます。

このように、大学受験では2年間あっても決して長くはありません
しかし、この事実に多くの生徒は気づきません。高校3年生の夏頃になって初めて「どう考えても間に合わない」と悟り、科目数の少ない私立受験へと舵を切るケースも少なくありません。

これは、一度大学受験を経験した大人が、事前に伝えてあげなければならないことです。そして、1度伝えただけではなかなか伝わらない内容だからこそ、何度も警笛を鳴らす必要があると考えています。その役割を担うのが、塾の存在意義の一つだとも思っています。

この考え方は、高校受験においても同様です。
青春の真っ只中にいる中学生・高校生に対し、どこまで勉強に向き合わせるべきかという葛藤は常にあります。それでも世田谷つばめ塾は、一人ひとりと向き合い、共に考え、共に勉強することを目的とした塾です。

だからこそ、警笛を鳴らしながらも、生徒と一緒に現実的なスケジュールを作り、前に進んでいきたいと考えています。

更新情報

前の記事

2025年12月の勉強会